センナ茶で便秘を効果的に改善する方法

非常に多い便秘の悩み

 

 

便秘で悩んでいる人は非常に多いわけですが、実際には3日排便が無ければ便秘だとされているようです。

 

 

そもそも便秘は、便の腸管通過時間が正常な生理的値(120時間以内)よりも長く、排便に困難を伴う症状が見られる状態とされています。もちろん排便期間は各人で個人差がありますから、便秘だと思われがちな症状でも単なる便の腸管通過時間の増加に過ぎない場合もあります。

 

 

しかし、排便間隔が2日間であっても、残便感があったり、お腹が張って苦しい場合は便秘だと考えられることになります。

 

 

便秘のタイプは、基本的に「器質性便秘」と「機能性便秘」の2つがありますが、大半を占めているのは「機能性便秘」の方で、これは更に「一過性便秘」と「習慣性便秘」に分けられます。

 

 

「一過性便秘」は旅行や出張などによる環境の変化(緊張やストレス)が主な原因で、食物繊維不足や水分不足によっても発症します。ただし、原因がわかれば比較的自然に治ります。

 

 

「習慣性便秘」は、生活習慣や食生活が原因となる便秘で、更に「直腸性便秘」、「けいれん性便秘」、「弛緩性便秘」の3つに分類されます。

 

 

「直腸性便秘」は、便が外に出る手前の場所(直腸)まで来ているのに、大脳にその刺激が伝わらないことで発生します。

 

 

「けいれん性便秘」は、疲れとストレスが原因です。これで腸が引きつって、便の通りが悪くなります。

 

 

「弛緩性便秘」は、特に女性や高齢者に多い便秘で、便意はあるにもかかわらず、お腹が張ってしまう症状となります。女性や高齢者は成人男性よりも腹筋が弱いので、大腸運動と緊張も低下し、便の通りが悪くなるからです。

 

 

こうした便秘症状は、腹部膨満、食欲不振、腹痛、吐き気、肌荒れ、肩こり、イライラ、不眠の原因にもなるので、一刻も早く直したいものです。